Strand7 自動メッシュ作成機能
G+D Computing社の開発チームが時間をかけて開発、改良した自動分割機能は、四角形要素を主とした表面分割機能と三角錘要素を主としたソリッド分割機能を持ち合わせています。これらの機能は、独自の開発と研究をもとに作り上げられました。研究努力の中心は、最小のユーザー作業から、どれだけクオリティーの高いメッシュを作成するかということでした。自動分割機能の潜在的問題であるT接合部(複数の面要素が一つの面要素にぶつかる部分)や、非常に狭いエリアの分割においても改良が施されました。
Strand7の自動メッシュ作成機能は、幾何形状モデル作成のために”SAT”として知られているACISファイルフォーマットや、IGESファイルフォーマットに対応できます。現在、SolidWorksなどの各種のCADシステムは、このSATに対応していますし、3次元AutoCADはIGESファイルフォーマットに対応しています。このSATや、IGESフォーマットのファイルをStrand7に読み込むことによって簡単に自動分割のベースとなる幾何形状を作成することができます。
この2次元の幾何形状モデルはStrand7で作成されました。2,919個の2次元要素が作成されました。
このモデルはSolidWorksで作成され、SATファイルとしてStrand7にインポートされました。表面メッシュは、2,468の面要素として作成され、この表面メッシュを使って、16,166の三角錐を持つソリッドメッシュが作成されました。
このモデルは、アルミ製列車座席です。幾何形状は、SolidWorksで作成され、Strand7においてソリッド分割されました。25,038個の三角形要素表面メッシュから、74,890個の三角錘要素ソリッドメッシュが作成されました。
このAutoCADモデルからは、7,822の面要素で構成される表面メッシュが作成されました。
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